紙の専門卸業者 中庄─SINCE1783
チョキペタス図工室は
2021年の4月に中庄ビルから生まれました。
ただの老舗の紙屋さんが
アーティストであるアトリエヤマダさんと出会い、
右も左もわからない中で
スタートしたプロジェクトでしたが、
これまで本当に多くの方にご参加いただくことができました。
最初はどうなるのかもわからない不安や
お客さんが来ない寂しさを抱えながら、
どうやったらもっと楽しんでくれるかについて
毎回試行錯誤した約4年間でした。
そんな時でも、
こどもたちの楽しそうな笑顔や
真剣に何かをつくる眼差し、
に日々励まされました。
2年前の2月より、
中庄本社ビルでの定期開催をスタートしたことで、
SNSで知ってきてくれる方や
お友達同士できてくれる方々がより増えて、
私たちも新規のお客様はもちろんですが、
何よりも常連のお客さまが毎回のように来てくれて
会えることも一層楽しみになっていきました。
ただそんな中で、
今後のチョキペタスを考えたときに、
私たちとしてもっともっと来てくれるお客様に
できることがあるんじゃないか、
みなさんが好きになってくれたチョキペタスを
成長させていけるんじゃないか、
という大きな問いに直面しました。
紙屋として、問屋として、
日本橋の老舗企業として、
もっともっと「今までにない楽しいを実現したい」。
スタッフ一同がそう考え、話し合いを重ね、
この度チョキペタス図工室の定期開催を
お休みさせていただくという決断にいたりました。
これまで中庄本社ビルで1年10ヶ月続けてきた
チョキペタス図工室をお休みするという決断は、
私たちにとっても苦渋の決断です。
2021年の始めた当初より通い続けてくれていた方、
「いつものおねえさんとおにいさんに会いにきた」
といって嬉しそうにきてくれる方、
「このために飛行機で来ました」といってくれる方、
本当にいままで沢山の暖かい言葉をかけてもらいました。
そんな方たちのためにも、
もっとパワーアップしたチョキペタスを見せられるよう、
チョキペタスも私たちスタッフも成長して帰ってきますので、
それまで楽しみに待っててくれたら嬉しいです。
今年最後のチョキペタス定期開催、
出張開催は今まで通り実施いたしますので、
お越しいただけたらとっても嬉しいです。
チョキペタス スタッフ一同
創業240年の紙屋 中庄と
「ワクワクをカタチに」をテーマに活動するアトリエヤマダが取り組む、
紙の魅力を再発見するアートプロジェクト!!
プロジェクトを応援する中庄クリエイターズや
地域の人々と一緒に、紙の新たな可能性を見出していきます。
「日本橋の地に新しい創造拠点となる発信地をつくりたい!!」
中庄はモノづくりができるわけではありません。
では、238年間紙屋として日本橋の地で商いを続けてきた我々には何ができるのだろうか?
モノづくりができないからこそ、皆様の余白となりできることがあります。
全国各地で絵の具や身近な素材を使用しワクワクをカタチしてきた
アトリエヤマダとのコラボレーションによって、
この東京日本橋の地に新しい創造拠点となる発信地をつくりたいと考えています。
モノや人、いろいろな素材が集まり高めあえるような、そんな場所。
あらゆる方々と一緒になって紙の価値を再考し、未来への新たな可能性を育んでいきたい。
紙とは、もともと無目的な存在であり、
使う人それぞれがそれぞれのオモイを込めて価値を作るもの。
皆さんの「ワクワクをカタチに!」していきます。
紙の魅力の発信と、新たな可能性の追求。
クリエイター、アーティストとのコラボレーションによる場づくりを行います。
紙をテーマにしたイベントや、中庄クリエイターズによるワークショップ、
和紙の手触りが楽しめるボードゲームの開発や、
形にすることを目指さない図工室chokipetasuなどを実施いたします。
地域の子どもたちと素材を使って図工/創作を楽しむ空間をつくる。
コンセプトは、「形にすることを目指さない図工室。」
すぐに答えが見つかる現代だからこそ、紙を切ったり(choki)、
はったり(peta)、そこから始まる無限の可能性(tasu"+")
を引き出す場所づくりを目指します。
また、ここは紙を接点として新しいクリエイターと繋がる場。
ショールーム「chokipetasu」では、世界各国のあらゆる紙や
紙小物等の販売や展示を行なっています。
地域の人々に紙の楽しさを伝えるギャラリー展示・販売
トークイベント等の実施をとおして、
紙込められた目に見えない大切なオモイを伝えていきます。
中庄ショールームという場を中心に、
アーティストの展示やあらゆる企業を巻き込むことで、
新たな可能性を共に生み出していけるような
アートプロジェクトに繋げていきたいと考えています。
中庄本社にてchokipetasu開催時は一般開放いたします。
※ご興味のある方は下記アドレスまでご連絡下さい。
担当 刑部(ぎょうぶ):gyobu@nakasho.com
紙を使用したボードゲームの作成を行います。
紙の手触り感や魅力の伝わるボードゲームを
制作し販売を行うプロジェクト!
(左写真:現在開発中ボードゲーム「サカッソ」)
ゲームとして楽しいだけでなく、インテリアとしての美しさも兼ね揃えたボードゲームを目指しました。遊びながら紙の手触 り感や魅力の伝わり、
おもちゃのようでもありアートでもあるもの。
インテリアとしての美しさとインパクト・ワクワク感の伝わるものを製作し、紙の新たな可能性に触れていただきたい。
◯モノづくり等の過程で捨てている端材や「これ使えないかな?」など。
◯素材により買取対応、送料負担もいたします。
【求める素材について】
①商品そのものではなく、ものづくりや梱包などの過程で出た端材
②生モノではないこと(腐らないもの)
③安全であること。(バリのある鉄屑等はNG)
④チョキチョキ(はさみで切る)もしくは、ペタペタ(のり•ボンドで貼る)できるもの
お気軽にご相談下さい。 担当:刑部 gyobu@nakasho.com